ギャッベ・選び方のポイント

ギャッベ・選び方のポイント

主役ではないけれど、お部屋の中の存在感が大きいのが敷物です。

暮らしの導線を考慮してサイズをイメージ

リビングのソファ前に、ダイニングテーブルの下に、お客様をお迎えする玄関に、子供の遊び場に… 
ギャッベを敷くお部屋と場所のサイズを実際に測ってみてください。

壁や家具から何センチぐらい隙間を残すか、上に置く家具の脚は飛び出さないか、
ドアを開くときギャッベの厚みがひっかからないかも確認しましょう。

およそのサイズが決まったところで、色のイメージを~

ですが、ここでひとつ心構えが必要です!

イメージしたサイズに、ぴったりのギャッベはなかなか見つからないということ。

「もう少し横幅があったら」「あと10cm短かったら」

お部屋によって、理想のサイズがあることとは思いますが、
ある程度幅を持たせて、このぐらいまでなら大きくても、小さくても、
アレンジできそうだという心積もりで、探してみてください。

特に、ご要望によっては、一シーズンずっと待っても出てこない、
つまりもともと織られることがほとんどない場合もございます。
そんな時には、当店からも、お部屋のレイアウトを変更してみては?とご提案することも。

近いサイズが見つからずお困りの場合には、まずはご相談ください。
お待ちいただければ出てくるか、いつごろ入荷しそうか、
または、長く待っても見つかりづらいサイズなのか、ご案内させていただきます。

色は床や照明とのバランスで

どの色を選らぶか?は、あまりお店のほうからこちらがオススメとアドバイスしにくいことなのですが、自分のお部屋に敷いたときの雰囲気をイメージしやすくするために、いくつかポイントを書いてみます。

■床の色とのバランス
当店のギャッベの撮影は、どちらかというと白っぽい明るい色の床で行っています。
そのために、ナチュラル系、ホワイト系のギャッベは、床に溶け込んでしまってちょっと写りが悪いです。実際のお部屋でも、床の色とのコントラストが強いかどうかで、だいぶ印象が違ってきますので、まずは床の色を確認してみましょう。
床の色に近く同系色であれば、とてもおとなしい雰囲気に、こげ茶色の床にナチュラル色というようにコントラストが強いと、ギャッベの色が鮮やかに映えて明るい雰囲気になります。

■照明によって印象が違います
同じお部屋でも、お使いになっている照明の色が、電球の黄色っぽい光か、蛍光灯の白っぽい光かによって、印象が違って見えます。
特にブルー系、グリーン系の色は、昼間の自然光の色も含めて、光によってハッとするほどイメージが違うようです。黄色っぽい光のお部屋では、寒色系の色でも、クールな印象はなく、温かみのある味わい深い色が楽しめます。

厚み、やわらかさ、クッション性

当店では、分厚く毛足の長いボリューム感あるギャッベから、目が細かくソフトな仕上がりのギャッベまで、いろいろなタイプのギャッベがあります。
この中から、どの質感のピースを選ぶかは、ギャッベの上で生活する「スタイル」によるところが大きいと思います。

分厚く毛足が長いギャッベは、ふかふかのクッション性が欲しい、ゴロンと寝転がりたい、と直接ギャベの上に座るスタイルの方に人気。
一方目が細かくやや薄手のタイプは、上にテーブルなどの家具を置きたい、床との段差が少なく区切りがないほうがよい、などイスやソファに座るスタイルの方が選ばれているようです。

ご参考として、目が細かなタイプはその分だけ結び目が多く、織る手間もかかっていますので、お値段もその分高くなっています。目が細かいと、ぎゅっと詰まって毛足(パイル)が立っていて表面の手触りもやわらかという特徴があります。お値段に比例して、もちろんカーペットとしてのクオリティも高く、何十年という長期的な目で見ると、やはり長持ちするのは目の細かなタイプといえます。

どのタイプを選ぶかは、こちらのタイプ別の詳細もご参考にされてください。

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